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テニススクールの選び方
私は今まで7つのスクールでアルバイトをしてきました。その中ではいいスクールも悪いスクールもありました。その経験を活かしてスクールを選ぶ基準をここに書いていきたいと思います。ここでは、テニスを楽しめるかどうかではなく、テニスがうまくなる、強くなるかどうかを基準に選ぶことを前提とします

1.コートをみる

屋内で、天井が10m以上あることが望ましいです。テニスが強くなるためにはロブを使いこなすことが必須です。また、コートの後ろも十分な距離があることが必要です。大きく跳ねるスピン系のボールも下がって取れるぐらいのスペースが必要です。
私がアルバイトをしていたスクールで、天井が5mぐらい、後ろのスペースも5m以内といった非常に狭いコートがありました。これでは、ロブの練習もできないし、下がってボールを処理する練習もできません。社員コーチもサークルレベルの経験しかなく、「ロブは不要だ」と本気で思っているような人で、これでは会員さんはうまくなりません。
本気で強くなりたいのならば広々としたコートを持っているスクールでやった方がいいです。


2.社員コーチ、学生コーチの割合

学生コーチがメインをはているクラスのの多いところはあまり好ましくありません。学生が無条件に下手だというのではなく、スクールにバイトに来るような学生に限ってはあまりうまくないのが現状です。バイトに来るような学生はまず体育会には入っていません。サークルにも所属していない人もいます。そして、そのような学生は試合経験が乏しく、単に強打するだけのミスの多いプレイヤーがほとんどです。よって、ロブを使いこなす展開や、しこり勝つ展開を経験していないため試合に即したコーチングをすることができません。私も数多くの学生コーチを見てきましたが、本当に強かった方は1人しかいませんでした。できることならばレベルの高い社員コーチが多いスクールがいいでしょう。社員コーチのほとんどはしっかりとした教育を受けているため安心していいと思います。ただし、弱小チェーン店型(テニススクールの種類)の中にはサークルの補欠レベルの人が社員になっていたりするので注意が必要です。


3.更衣室をみる

都内のスクールは更衣室が狭いです。特にビルの中に入っているスクールですと、更衣室が4畳程度しかないところもあります。快適なテニスをしたいのならば広くて快適な更衣室を備えていることが望ましいでしょう。


4.コーチの身だしなみ

しっかりとした教育が行き届いているかがわかります。身だしなみの悪いところは往々にして生徒さんへの対応も悪いです。


5.1コートの人数

最近ではほとんどが10人以上を受け入れています。正直、1コート10人も入ると何も練習できません。テニススクール側としては、何とか工夫して球数を打たせようとしていますが、ただ打ってるだけで技術の向上にはつながりません。できるだけ少ない人数のスクールがいいと思います。


6.生徒への態度

無礼な態度はよくありませんが、過剰に褒めたり、あまりに媚びへつらう態度も望ましいものではありません。なぜかというと、ヘコヘコしてるだけでその生徒さんの技術を見ていないからです。チェーン店型のテニススクールでは接客態度がマニュアル化されており、学生コーチは生徒さんを見ていない場合が多々あります。ちょっと大げさな言い方をすれば、生徒さんをおだてて気分を良くしないと社員さんに怒られるからです。学生コーチの愛想がよすぎたりしたら・・・そのスクールはあまりお勧めできません。褒めてくれなくてもいいので、真剣にテニスの話をしてくれるスクールが望ましいです。
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