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逆転できる精神論
負けそうなときに逆転する為には心の持ちようが大きく関係してきます

1セットのシングルスの試合で1−5や2−5といったカウント、もしくは、3セットの試合で1セットdown+2セット目も5ゲーム取られているという状況まで追い込まれたとします。こんなとき、皆さんはどのように考えて試合を進めますか?出来ることなら逆転したいですよね。でも、この状況はかなり厳しいです。格闘技のように一発で逆転できるスポーツでもないですし。

こんなときはマラソン選手の心理がとても役に立ちます

マラソン選手でもあんな長い距離を走っていたら、途中でリタイアしそうになったり、ゴールまでが異常に長く感じたりするらしいです。でも、実際にはリタイアするわけにはいかないですよね。今までの練習やそれを支えてくれた仲間の思いを背負って走っているわけですから。マラソン選手はそんな時、どのように自分を鼓舞するのか知っていますか?

次の電柱までは頑張ろう

と思うのです。で、それが出来たらまた次の電柱、そしてまた次・・・・。この積み重ねがゴールに繋がるのです。


テニスも同じです。テニスにとって「電柱」って何でしょうか?1ポイントを取ることではありませんよ。1ポイントを取ることなんて、マラソンで言ったら1キロ先の目標物のようなものです。見えない目標物では挫折してしまいます。もう分かっている方もいるかと思いますが、

テニスにとっての電柱は、「ボールを返球すること」です

「ボールを1回相手に返すこと」これが積み重なって一つのポイントになって、また一つのポイントになって・・・・・これが繰り返されて勝利に到達するわけです。
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