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ラケットのステータス
硬さ

簡単に言えば、柔らかいラケットは初心者向けで、硬いラケットは上級者向けです。

[硬いラケットの特徴]
反発力が低く、スイングによってボールをコントロールする度合いが高くなっています。スウィートスポットを外すと衝撃が大きいので、力強く正確に振れる上級者の方に向いています。

[柔らかいラケットの特徴]
反発力が高く、しなりも効くのでスピンがかけやすくなっています。真ん中を外してもそれなりに飛びます。ただ、しなることによるパワーロスが発生するので、技術が高くなってきたら硬めのラケットに変えてみるといいと思います。


長さ

最近では長ラケといわれるものが主流になっています。長ラケの利点は遠心力を利用して力強く、スピンの効いたボールが打てるようになることです。欠点は、若干ですがボールを正確に捉えることが難しい、体の近くのボールの処理が難しいことが挙げられます。しかし、こうした欠点も最初から長ラケを使用していれば特に感じることもなく馴染めると思います。最近では売られているラケットの多くが長ラケなので、あえて短いものを選ぶ必要は無いと思います。


重さ

重いと力強い打球が打てますが疲労感が増し、素軽いラケットワークが困難になります。ストロークを主体とするプレイヤーは重いラケット、ネットを主体とするプレイヤーは軽いラケットがオススメです。しかし、あまりにも軽いラケットですと打ち負けてしまいますので、選ぶ際には慎重に。

@ トップライト
重心が手元付近にあるので、実際の重さよりも軽く感じられ、軽やかなラケットワークが可能になります。ネットプレイヤーにオススメです。

A ミディアム
オールラウンドな対応が出来ます

B トップヘビー
重心がラケットヘッドにあり遠心力を利用して力強い球が打てるようになります。ストローカー向き。


グリップの太さ

グリップは1〜3まであります。一応前メーカー共通の指標ですが、実はメーカーによってサイズが微妙に異なったりしますので、数字はあくまで目安にしてください。

グリップは太い方が力が入りやすいので強い打球が打てるようになります。が、太すぎると握りづらくなってしまうので、ここも慎重に選んでいく必要があります。少し細いかなというグリップを選んで、あとはグリップ2重巻きで調節していくのが無難です。


フレームの厚さ

厚いものほどパワーが出て反発性が高くなります。それに比べて反発性が少なく、あまり飛ばないのが特徴です。ただ、厚いフレームの場合は中身の構造が空洞で出来ていることが多く、比較的破損しやすいデリケートな構造になっています。扱いには注意しましょう。


フェイスの大きさ

ミッド:85平方インチ前後
→パワーヒッター、スイングの豪快な方

ミッドプラス:90平方インチ前後
→パワーヒッター

オーバー:100平方インチ以上…オールラウンド
→オールラウンド系

スーパー:120平方インチ以上
→非力なプレイヤーでスイングのコンパクトな方

[面が大きい]
スウィートスポットが広くなり、反発力が高くなります。これはイメージで分かりますね。要はトランポリンの要領です。単純に初心者が使うラケットでしたら面が大きい方が使用感が良いです。しかし大きい面にも欠点があります。スウィートスポットを外れた場合にはぶれが大きくなりますので、精密なコントロールを要するプレイスタイルの人には向きません。


[面が小さい]
面が小さい分ブレが少なくなり、コントロールに優れます。大きい面とは反対に反発力優れませんので、女性や非力なプレイヤーにはあまり向きません。パワーのある上級者向けといえます。


フェイスの形

フェイスの形には大きく分けて4種類あります。

@ 楕円型
0←このような形で一般的な形態です。標準形となるため特長はありません。


A 四角型
□←このような形のラケットで、ミッドサイズでもかなり大きなスウィートスポットが確保できるので初心者向けといえます。


B たまご型(下広がり)
ラケットの先端に向かって細くなっていくタイプです。主にスピンプレイヤー向きです。


C 楕円(上広がり)
ラケットの先端が膨らんでいるタイプです。フラット系のプレイヤー向きです。
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