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練習の組み立て方
「効率の良い練習」を考えた場合、自分がどうなりたいかを想定して、それを実現できるような練習計画を立てることが理想といえます。

「自分がどうなりたいか」というのは、「試合」でどのようなプレイスタイルをしたいかということです。単に「ボレーがうまくなりたい」ということではなく、「試合で〜のようなプレイをしたいからボレーがうまくなりたい。」というところまで突きつめます。試合のスタイルが見えてくれば、そのために必要な技術も見えてきます。さらに、そのために必要な練習も見えてきます。

練習でやるべきこと=目指す目標−現状


この図式を頭の中に入れておきます。

具体的には、初心者の為のシングルスの練習編を見て下さい。ここでは、試合スタイルを3段階に分け、それに対応した練習を記しています。ここで注目してもらいたいのが、サーブの練習は入っていないことです。アンダーサーブというスタイルをとるため、サーブの重要度は低いからです。サーブに時間を割くぐらいなら、このスタイルで最重要のストロークに時間を割くほうが「試合に勝つ」という観点では効率がいいからです。私のこれまでの経験からも、ここで紹介しているスタイルにおいてはサーブを練習しないことによるメリットは大きいと思っています。もちろん、サーブからの組み立てを重視する人はサーブの練習は必須です。

この考え方は、MBAにて「逆算思考」として学習するのですが、テニスにおいても十分すぎるほど役に立ちます。皆さんもこの考え方で、練習効果をより一層高めていきましょう。
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