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打点とグリップ グリップによって異なりますので、その特徴を意識してインパクトの形を作りましょう。グリップによって異なるのは、打点の前後と肘の伸ばし具合です。
つまり、グリップが厚くなればなるほど打点は前になります。打点が前になるということは、その分だけ肘が曲がり、ラケットを前に突き出すということになります。 □ ラケットの向き インパクトの際には基本的に、地面と平行であり垂直である状態を保ちましょう。地面と平行というのは、ラケットの長軸が平行という意味です。垂直というのはラケット面が地面と垂直という意味です。最初はこのことを意識して面を作っていれば問題ありません。しかし、「垂直」というのは厳密には違います。ラケット面の角度は「スイングスピード」によって異なってきます。スイングスピードの遅い人はインパクト時のラケット面が少し上を向き、速い人はラケット面が少し下を向きます。プロの連続写真では、ラケット面が斜め下を向いていることが確認できると思います。↓ 写真1:ナダル選手のフォアハンド 写真2:フェデラー選手のフォアハンド これは単純に、スイングスピードが遅いとネットを越せないため面が上に開くのです。試しにゆっくりと振ってみたらわかるかと思います。 ちなみに、ラケット面が上を向くということは、スピンをかけづらいということになります。そのため、スピンを多くしたいと思ったら、一定以上のスイングスピードが必要ということになります。 |
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[テニスのばいぶる] |