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ポイントの取り方を考える
試合をする時、ただ無目的にボールを返球していては勝利から遠ざかってしまいます。「うまいけど試合に勝てない人」というのは、何も考えずに「ただ返すだけ」の状態になっています。自分の技術を垂れ流しにしている状態です。勝つためには、自分の技術力を正確に把握し、どのようにそれを効率よく使っていくかが重要です。それが自分なりのポイントの取り方です。

勝てる人というのは、自分がどのようにポイントを取っていくかを考えて試合をしています。それも、試合展開と自分の技量に応じたポイントの取り方を考えます。例えば、「こういうボールが来たらアプローチして前へ出て、ボレーはここに決める」等というポイントの取り方があります。これも試合の最初から最後まで同じやり方ではだめです。当然相手も自分の展開に対応してきますので、「相手がどのように対応してくるか」を考えて第2、第3の手を考えなければいけません。

自分なりの得点パターンが無く、ある程度レベルの高い者同士の対戦では、決め手の無いロブロブの試合展開になりがちです。これは、両者の技術力が高く、ミスが少ない、決め手が無いために長引いてしまう試合の典型です。こうした戦況をも打破できるような、自分だけのポイント取得方法を考えていく必要があります。
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