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シングルスではいかにミスらずにボールを繋げるかが重要です。しかし、ただ返していればいいというわけではありません。つなげる中でも相手のミスを誘うようなボールを打っていかなければいけません。 □ 球種別特徴
1.強烈な.スピン系 バウンドしてから大きく跳ねるため、相手はライジングで処理しない限りコートの後ろでたくさん走らされることになります。ただ、山なりのボールになるためミスは少ないのですが、攻撃性がイマイチ上がらないのが欠点です。この球種で打ち続ける限り、コートの隅に強打しても大抵拾われます。また、ボールを打つ際の疲労度が最高レベルなので、余程体力のある選手でないと一試合持たないと思います。 2.軽い順回転 最もスピードが速いため攻撃性が高くなります。ノータッチエースも取れるかもしれません。ただ。基本的に回転が掛かっていればいるほど打ち返しづらいため、回転の緩いボールというのは、相手にとって比較的打ち返しやすいものになります。 3.スライス系 長所としては、コートカバーリングの広さが挙げられます。薄いグリップでコンパクトなスイングなので、ラケットが届くまで追いつけば確実に返すことができます。あと、上では一応攻撃性を「低」としましたが、弾道によっては意外と攻撃性が高くなります。滑るように跳ねていくため、程よいスピードでオープンスペースを突けばノータッチも取れます。あと、意外と相手を疲れさすこともできます。ただ、基本的に「ミスらずに」ということを考えていくとそうもいきません。やはりスライスは球速が遅いため、相手に主導権を握られやすいものになってしまいます。 □ 打点別特徴 打点に関しては、通常かライジングかの2択です。
ライジングだとゆっくり面を合わせた打球でも簡単にエースが取れます。普段の打点よりも2メートル以上前で打てるため、相手にとっては脅威になります。また、普段の試合に比べて全く疲れません。前で捉えるため、走らされている量は半分ぐらいでしょうか。ただ、当然ミスは多くなります。打点の調整が難しいのでこれは仕方ありません。慣れるしかないと思います。 |
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[テニスのばいぶる] |